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【囲碁】6段の壁を高く感じた1年【野狐囲碁】【5段】

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15日は囲碁の日。(当ブログの掟)
6段に向けてコツコツ対局しています。
 
今年の6月に野狐5段に昇段して
野狐6段を目指していたのですが…
その先は明らかに実力差を痛感して
まだまだ経験よりも知識不足なんだなと
来年はまた1年丸ごと定石勉強会になりそうです_| ̄|●lll
 
最近の囲碁ニュースとして
上野愛咲美女流二冠が新人王に輝きました。
しかも将棋の新人王に上野裕寿四段が選ばれ
初めて同じ年に同姓の新人王が誕生するという
ダブル上野の年となりました。

この1ヶ月に打った対局の一つをピックアップ。
自分の黒番です。

黒番で相手が2連星の時は三々に直接入るより
このカカリで一石二鳥のシマリを打つのを多用していましたが
こう上手く行くケースはマレであり
今はそこまで良くないんじゃないかと思ってきています。
ただ相手がこう打てるのならば一番打ちやすくて嬉しいです。
 
ちなみに絶芸さんの推奨手は

右下にシマリを決めて相手に合わすような打ち方でした。
 
自分は小目に小ケイマでカカリをされた場合は
黒11と隅を守ってから手抜きする打ち方を好んでいます。

隅に閉じ込められるのは確定的なのですが
先手を貰えるので個人的に悪くないと思っています。

初手三々を愛用してきた身として
負けるパターンとして大きな模様を作られるのがダメだと気付き
とにかく模様を作らせないのが自分の棋風になりつつあります。

そんなこんなで先手意識が強くなっている傾向はあるかもしれません。
 
ちなみに絶芸さんの形成判断的には
この白44でやっと互角になっています。

現代の囲碁はコミの差がある白番の方が
AI的に対局前から有利と判断されているようです。
 
この後の展開は相手が無理攻めして来たので
黒が有利な展開になっています。

黒は弱い石がなくなって
相手は分断されて弱い石が
あっちこっちに出来ているので
どこかを攻めれれば黒の形勢良しになりそうです。
 
これで白の右辺は死に石になっています。

自分の読みではどう打っても白に生きはないです。
詰碁の正解はこの後の実践の進行で現れます。
 
黒は包囲されて狙われている石だけ助かれば
勝ち確定になっているので
どこかの白石を取れればと思っていました。

白は中央を守ったので
上辺の白石をいただけちゃいそうです。

鶴の巣ごもりという形で取ることが出来ました。
これでもう相当ヘマしなければ黒勝ちです。
 
白の右辺の詰碁です。

↓答え
 
 
 
 

この手まで読めれば取れているとわかります。
 
--------------------------------------------------
自分の知ってる碁なら打てるのですけど
あまりにも今の布石を知らな過ぎて
相手の布石に踏み込められない現状です。
 
AI先生と言う強い先生がいるので
誰でも強くなれる環境であり
ネット碁のレベルも凄まじく上がっている気がします。

 

世界を砕くー上野愛咲美打ち碁集 (囲碁人ブックス) [ 上野愛咲美 ]