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【囲碁】勝ち碁を勝ち切るのは難しい【野狐囲碁】【4段】

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15日は囲碁の日。(当ブログの掟)
5段に向けてコツコツ対局しています。
 
最近の囲碁勉強方法として
強い人の早碁を見て感覚を養っていて
囲碁棋士柳時熏九段のYouTubeチャンネルに
とてもお世話になっています。
惜しげもなく一手ごとにリアクションしながら
対局公開されているって本当なら有料級です。
 
今回のタイトルにあるように
勝ち碁を勝ち切るのは難しいんです。
将棋やチェスは王様を詰まされたら終わりですが
囲碁は捨て石だったりを駆使したり
余程のことがない限りミスを他で取り返すことが出来るんです。

この1ヶ月に打った対局の一つをピックアップ。
 
自分の黒番です。

普通は隅をお互いに打ち終わってから
序盤は打ち進めることが多いのですが
形を決めてしまおうとする打ち方もあります。
 
黒は地に辛く打っていたので
白は白2を生かすような厚めの雰囲気です。

そんな雰囲気を感じたので
白2を活用させないように黒は打ちました。

黒は右上の地と左下の地を手に入れて
右下を中央に強くさせたのですでに勝ち意識を持ってました。
 
後は大きな地と模様を作らせないように心掛けていて
左下の白の塊を攻めながら碁形を決める作戦です。

左下の白を甘く打ってきたので一気に勝負を決めました。

黒79を打ってから黒81が決め手です。

これにより白は生きれません。
 
もし黒79を打っていないと

石を取った後にアタリにならないので簡単に生きられてしまいます。
 
黒は白の塊を取りましたが
白は種石を狙っていたり模様を見て諦めてくれません。

ここから緩んでしまうと負けになってしまったりもするので
最後まで油断出来ないのが囲碁なのです。
 
黒は種石が包囲されてきて焦る展開。

ただもう種石を取られなければ勝ちの形勢になっていたので
ゴリゴリに打って繋がって一安心です。

この後も白は打ち続けてきたのですが
黒は妥協して打っても十分で勝ちになりました。
 
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碁は捨て石という手筋があったり
ただ石をとって勝ちになる訳ではないです。
隅の死活や塊の大石はさすがに差がついて勝負が決まりますが
相手も不利とわかったら時間攻めもしてくるので
なかなか楽に勝たせてくれません。
現実では素直に投了してくれるのですが
ネット碁だと諦め悪くなってしまいがち。
 
勝ち碁をしっかり見切って勝つのは楽しいです。
勝ち碁を緩んで負けるのが一番悔しいけども|=ω=*)

 

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