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【囲碁】星の大ゲイマ構えから三々について【星・三々定石】

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15日は囲碁の日。(当ブログの掟)
野狐囲碁5段昇格に向けて最新定石の勉強中です(*・∀・*)9
 
最近の囲碁界は日本棋院で11歳(小学6年生)の初段プロが誕生したり
国内現役最年少では関西棋院で9歳の初段プロが誕生したりと
新しい若い風が吹いているなと感じます。
 
少し前だと天才少年として井山裕太さんが思い浮かぶのですが
今や33歳とは驚きで時の流れを感じます。
現在も囲碁のタイトル戦である本因坊前人未到の11連覇したり
名実ともに囲碁界のスーパースターになっています。
 
今回は星の大ゲイマ構えから三々についてです。
打つスペースが狭く選択肢が決まっているようなものなので
今も昔も変わらない石の形ではあります。
ただ隅への生き方は同じでも入るタイミングだとか
時代で考え方が変化しているような気がします。

 

星の大ゲイマから三々は

ここからの進行になります。
 
例えば普通に黒3の締まりに関係なく打ってきた場合

基本的な三々定石の流れになります。
 
もし黒7黒9と2段バネしてきた場合は

隅で生きるパターンと辺で生きる選択がありますが

辺が空いている場合は辺で生きる選択が良いと思います。
(この場合は白10とハネないのが基本ではあります)
 
もし隅を生きたい場合は

このような進行になります。
 
 
星の大ゲイマから三々は
黒からは援軍のある方へ打つのが基本ではあります。

この後はここまで進行するのが想定されています。

黒から13としてきた場合はコウにする手もありますが
リスクがある手ではあるので無難に継ぐ方が安心です。
継いでも黒に色々と傷があるので大丈夫です。

ここまで白は確実な生きの形になっています。
隅は奪われましたが黒は完全に白を隅に封鎖しました。
 
 
もし下にハネた場合でも

このような進行で生きの形になっています。

この後の進行の1例として

力強く攻められたとしても大丈夫です。
 
 
ただ注意してもらいたいのは
周りがあまりにも黒の領地だった場合は
黒7のような形の急所に打たれてしまって

中央に逃げて行く流れになり
隅で絶対生きれるとは言えません。
 
 
星の大ゲイマに入るタイミングは
その人のセンスが重要だと思います。
あまりにも早いと碁系が決まってしまい
辺の力関係が不利になってしまいますし
遅いとまるまる地にされかねないです。
 
タイミングと形成判断能力も必要ではあるのですが
石の形を覚えていれば棋力は確実に上がるとは思います。

 

囲碁扇子 井山裕太(祺福)タトウ紙付 日本棋院

 

マンガでわかる囲碁入門 [ 井山 裕太 ]