野狐囲碁6段昇格に向けて最新定石の勉強中です(*・∀・*)9
今年で最後の七番勝負制の挑戦手合になってしまった
囲碁の第78期本因坊戦ですが
(※第79期よりリーグ戦を廃止し挑戦手合が五番勝負になる)
本因坊戦11連覇中の本因坊文裕(井山裕太)から
一力遼棋聖がフルセットの末に本因坊を奪取しました。
日本囲碁界は井山裕太一強時代の様相でしたが
ここ数年から新しい世代が台頭しているように感じます。
ただまだまだ日本で強い囲碁棋士と言ったら
井山さんの名前が一番に挙げられるとは思います。
日本棋院の公式YouTube囲碁チャンネルの
第78期本因坊戦挑戦手合七番勝負(第7局2日目)の生配信にて
解説の伊田篤史九段と六浦雄太七段で
勉強になる話をされていたので今回はその解説をまとめました。
黒番:本因坊文裕(井山裕太)
白番:一力遼棋聖
他の石配置で定石の選び方は変わりますが
左辺に白の模様が付きそうな碁形で
秀策のコスミに対して白4とされてました。
実戦の進行は
黒7と押していくのですが
もし割り打った場合の進行の参考図です。
この場合白8の手が成立するようです。
まず黒の完全なる失敗図です。
隅から押さえる黒13は打ち過ぎで
これはどう打っても黒は上手くいきません。
外から押さえる黒13も打ち過ぎで
石塔絞りという形になり黒は上手くいきません。
なので黒が頑張るとしたら
黒13はアタリにするような打ち方が
解説の伊田篤史九段が言うに常識のようです。
黒19となりここまで定石となるようです。
途中の進行で白16と下がって打つのは
黒はアタリに黒17と守って白をまとめて取れます。
もし割り打った場合の黒の正しい打ち方の図の知っていると
頭の中で比較が出来るので少し強くなった気分がしちゃいます。
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右隅限定で実戦の進行は
黒9と隅を守り堅く打った印象です。
白は左に大模様を作るような雰囲気になりました。
白番だった一力遼棋聖は
この碁を制し新本因坊になりました。
読みが正確で深く速く頭の中で計算出来て
これぞ囲碁棋士とプロの凄さを感じました。
囲碁のタイトル戦は本当に面白いです!
二人の戦いも別のタイトル戦でも続くと思うので楽しみです。
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