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【囲碁】仲邑菫三段が韓国移籍後初優勝!【野狐囲碁】【4段】

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15日は囲碁の日。(当ブログの掟)
5段に向けてコツコツ対局しています。
 
最近の囲碁ニュースとして
今年3月に韓国に渡った仲邑菫三段が
韓国移籍後初優勝を飾りました。
 
非公式女流戦とのことでしたが
勝戦で元世界チャンピオンを破って
結果を残したのは凄過ぎます。
 
移籍して約3カ月での快挙。
層の厚い韓国で埋もれてしまう可能性もありましたが
そんな心配は杞憂で今後の活躍が楽しみです。
 
今回はその仲邑菫三段が優勝を決めた
呉侑珍九段との決勝戦を並べています。

黒番が呉侑珍九段で白番が仲邑菫三段です。
 
白2連星の布陣に即三々に入る今風の進行です。星へのカカリに対して黒15とする受け方も増えてきました。
AIがしてくる手でもありプロの間でも打たれるようになりました。
 
黒はシチョウ有利なので白20をかかえて
右上黒は捨て気味で打つ調子のようです。
形勢は互角で差はありません。白42では右下隅の形を決めてからとの解説もありましたが
仲邑菫三段は右辺の黒を攻める方針だったのかもしれません。黒59と上辺の模様に飛び込んできました。白は悠々と外側を打っています。細かい所ですが黒63の受け方が悪く
黒63では黒61の左に打つのが本手であったようです。
 
白は左上隅を捨てて上辺を丸呑み模様に。このまま上辺を丸呑みするのかと思いきや
まだ左辺が大きいと判断したのか
そこまで力づくに取ろうとはせず柔軟に打っています。こういう打ち方が仲邑菫三段の凄い所です。
 
上辺は黒に生きられてしまいましたが
左辺は白が大きく地にしました。後はヨセの進行になり白の中押し勝ちになりました。
 
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プロの対局を見ると
バランスのとり方が上手いですし
形勢判断と目算の早さが段違いです。
 
仲邑菫三段は力が強い棋風で
韓国に行ってからは
より研ぎ澄まされたように見えます。
 
活躍が凄まじいですし
近いうちに韓国タイトル戦で戦う姿が見れるかもしれません。