第71期王座戦五番勝負にて
藤井聡太竜王名人が永瀬拓矢王座に
3勝1敗でタイトル奪取し八冠全冠制覇となりました。
飛び抜けた実力と成績がないと実現不可能で
今後は八冠なんて獲れる棋士は居ないであろう
本当にとんでもない前人未到の大記録です。
両対局者とも盟友で研究パートナーであり
やり辛さもあったんじゃないかと思うのですが
全局通して記憶に残るような印象深い対局が多かったです。
今回の王座戦は序盤は永瀬拓矢王座が
研究力で優位に進めているのですが
藤井聡太竜王名人のプレッシャーなのか
終盤に崩れてしまい逆転される展開が多く
勝負の駆け引き上手というより
運命の神様に好かれてるんじゃないかと思う程です。
第1局で先手番の藤井聡太竜王名人が負けてしまい
迎えた第2局が214手の入玉勝負になるかの展開でしたが
この後手番の勝負に勝って流れが出来たように感じました。
王座戦挑戦者決定トーナメント準々決勝の
村田顕弘六段戦もギリギリの激戦を制して
印象に残っている人も多いはず。
改めて藤井聡太八冠、全冠制覇おめでとうございます！
王座戦は苦戦するような姿が見られましたが
実績が証明しているようにずば抜けているのは確かで
八冠全冠制覇してからの活躍も楽しみにしています。
