【囲碁】小目のツケ引き定石にカケツギは悪手？【小目定石・ツケ引き定石】

15日は囲碁の日。(当ブログの掟)
野狐囲碁5段昇格に向けて最新定石の勉強中です(*・∀・*)９
　
小目のツケ引き定石にカケツギが打たれなくなったと
YouTube動画の方で解説されていた方がいたので
「なるほど…」と自分のブログメモにも残しておきたく綴ります。

自分が囲碁を一番打っていた時代は
普通に小目定石にカケツギの形はよく見られたのですが
今現在では絶滅危惧手みたいな感じになっています。
　
細かい部分ではあるとは思うのですが
自分としても隙があるような形ではあるので絶対に打ちたくないです。
正直自分の感覚としてもカケツギされたら
この図に手を抜いて他に大場に打ちたくなります。
　
もしガッチリと継いだ場合は

しっかり黒7と手を入れるのが普通だとは思います。
　
どうしてカケツギに手を入れなくても良いと思ってしまうのは

※黒7は手抜き
　
この白8の手が怖くないんです。
　
もし続けて打つような流れになるなら

このような形になると思うのですが
また白は先手を黒に渡してしまいますし
白の中央の厚みに対して黒の実利も十分に見えます。
　
これが嫌だと白も強引な手をしてきたとしても

この手は白は上手くいきません。
　
このように黒は打ち白を分断し
どちらかの白を攻めれるようになります。

もし白が右辺を守るように打ったら
このように上辺を攻めれますし　
　
もし白が上辺を守るように打ったら

今度は右辺を攻めれるようになります。
　
右上隅一帯の黒石は白から攻めても生きている石なので
大胆に攻める姿勢で大丈夫なんです。
　
まず普通に黒7の手の場所が白の急所で

この手を絡めることで攻めたり凌いだりと
黒の選択肢が多くて白に隙があるように感じます。
　
カケツギは柔軟性がある手ではあるのですが
序盤だったらガッチリと継いだ方が良く見てしまいます。
カケツギの方が雰囲気大きく見えるような気もしますが
弱点の急所があったりで威張って見えてるだけなんです。
　
もしカケツギ党がいたら申し訳ないのですが
ガッチリツグ党の方を試してもらいたいとは思います！