シャドウバースは運のゲームだと言えちゃう代表格のデッキです。
対策手段はあるものの事故に遭うようなもので
まず自分だったら対戦相手が扱っていたら顔が歪んでしまいます。
簡単そうに見えてアグロデッキは扱うのが難しいです。
特にハンドレスは手札を捨てるプレイングをするので
残しておきたいカードと引き入れたいカードの順位を明確にしないと安定しません。
個人的に現環境のヴァンパイアで一番強いのは
【狂乱ヴァンパイア】ではなく【ハンドレスヴァンパイア】だと思っています。
ただ対策手段はあったりするので対策されたら無力で勝てません。
最初の手札交換で残すのは
《棘の吸血鬼》
《底無しの契約》
《ドアマンバット》
他1コストカード(妥協枠)
後攻の場合は
《愛絶の崇拝者》
ポイントとして最初の手札に《棘の吸血鬼》あれば
《伝説の古書》《銀釘の射手》
《紅き血の女王・ヴァンピィ》《デモンズグリード・パラセリゼ》
序盤に不必要なカードを捨てる対象として残した方が山札のバリューが上がります。
いかに早いターンで手札0にすることが大切で
早ければ早い程に勝率が上がります。
前環境(天象の楽土)で使っていた構築とほぼ同じなので
上記の記事も合わせて読んでくれると嬉しいです。
極天竜鳴から追加したカードは
《紅き血の女王・ヴァンピィ》のみです。
進化すればですが相手に2打点は見込めますし
加えられる《眷属の贈り物》は相手の場にも《フォレストバット》を出すので
《銀釘の射手》《ルームサービスデビル》の打ち先になったりと便利です。
自分は採用してませんが
《ブラッディスラッシュ》で打点の確保を増やすのも考えられます。
手札の扱い方が更に難しくなるのですが
使いこなした場合は更に上の強さを手にすることが出来ます。
事故に遭ったと錯覚してしまう位に圧倒的なデッキですが
明確に【ハンドレスヴァンパイア】には弱点があります。
まず回復(ドレイン)をする対戦相手には
打点が足りなくなってしまって不利です。
ぶん回って勝てる場合もあるのですが
【ハンドレスヴァンパイア】側としては速攻勝負でないと勝ち目は薄いです。
直接召喚を封じる《グランスエンジェル》で
《デモンズグリード・パラセリゼ》を場に出せなくなると厳しくなります。
ノーコストで1ターンの間に《デモンズグリード・パラセリゼ》を場に出して
2枚ドローしてどんどん攻めるというのが基本戦術なので
それを止められてしまうと一気に力を出せなくなります。
同じように強制的にハンドレス状態を封じてしまう《降誕する干絶》にも弱いです。
使用されても《底無しの契約》でハンドレス状態はなれるのですが
都合良く持っていないと《デモンズグリード・パラセリゼ》を出せなくなります。
上記の通り明確な弱点があるので環境次第では勝てないのですが
手札と打点の管理が上手い人は勝率を出せると考えています。
正直あんまり流行ってほしくないデッキなのは確かですΣ(ﾉ∀｀*)
