猫の耳をまじまじと見たことありますか？
耳の付け根に袋のようなものがあるのですが
『ヘンリーのポケット(Henry's Pocket)』という名称だそうです。
部位としての機能は解明されていないのですが
耳を折りやすくして駆動のしやすさを助ける役割であったり
高音域を増幅するといった説が提唱されていました。
野良猫をまず保護したらココに寄生虫などが居たりするので
動物病院でチェックしてもらい清潔にするのをオススメします。
我が家の野良猫2匹も、まず耳のケアをしてもらっていました。
猫の耳は健康チェックにもなります。
耳掃除のついでに確認も出来るので
その健康チェック方法と耳の掃除方法をまとめました。
猫の種類問わずヘンリーのポケットを確認出来ます。
猫の耳の健康チェックとして
・耳垢がたまっている
外耳炎・耳疥癬（耳ダニ）
・耳が腫れている
耳血腫
・耳が黒ずんでいる
耳疥癬（耳ダニ）
・耳が臭い
耳疥癬（耳ダニ）
・耳先が変色している
凍傷・扁平上皮ガン
・音への反応が鈍い
中耳炎・内耳炎
目視で確認して
これらの異常が見えたら動物病院に行きましょう。
猫の耳の掃除はした方が良いのかと言われると
そんなに気にしないで大丈夫なようです。
ただ耳が折り下がっている《スコティッシュフォールド》のような猫は
汚れが溜まらないようにチェックする必要があります。
自分の判断としては明らかに耳をかく仕草が増えてるなと思ったら
チェックしてあげるのが良いのかなとは思っています。
家で出来る耳の掃除として
コットンorガーゼで拭き取るのが最もポピュラーとされています。
目の見える範囲だけで大丈夫で
奥の方まで無理して綺麗にしないでも良いです。
撫でるように優しく拭くだけで良いです。
人間と同じように綿棒などで掃除するのはオススメしません。
猫の耳の穴は人と違い毛が多くあったりしますし
綿棒で上手く掃除するのは難しく
かえって汚れを奥に押し込んでしまいます。
耳の穴の周りだけならば綿棒でも大丈夫です。
耳洗浄液は？
猫の耳掃除アイテムとして耳洗浄液(イヤークリーナー)があります。
耳の中に垂らすようなものになっています。
うちの一匹の猫さんは耳ダニが酷くて
1ヶ月は点耳薬で耳ダニを取り除く治療をしていました。
猫にとって耳は大事なものなので
そのような点耳薬は行きつけの動物病院に相談してからの方が良いです。
かえって刺激して大変なことになりかねません。
基本的に耳の中を確認する位で
特にいじらないのが一番正解だったりします。
ただ耳を触っても大丈夫なように
信頼関係を作っておくと
耳の健康チェックも簡単に出来るようになります。
すっかり我が家が居心地良い環境になったようですし
二人とも仲がめちゃめちゃ良いです。
ずっと元気でいられるように
簡単な健康チェックは欠かさずにしたいものです。
