15日は囲碁の日。(当ブログの掟)
今回は2局(15戦目16戦目)の結果を残しておきます。
先月の連敗から気を引き締めて打っています。
プロ棋士は対戦相手の対策などされたりするので
布石を色々と変えたりして打たれていますけど
自分は対戦相手も一碁一会(一期一会)ですし同じ布石を打って
とにかく形の経験値を得て布石の感覚を養っています。
基本的に特定の石の形になったら決まった打ち方をしていますが
この2局は特に自分が決めている形が出て実践しています。
自分の白番です。(15戦目)
この相手の小目の小ケイマの形に対しては
もう隅に手を入れられないので
下付けで様子を見て形を決めちゃうのを愛用しています。
ただ完全に決めるのではなくて
展開によって「また手を入れるよ」と相手に問う足早の打ち方で
17とされてしまったら黒1の下に打つのは保留して
他の所に打つのを自分流として決めています。
左下の小目へのカカリは正直決まった打ち方はなく
最終的には秀策のコスミになっちゃうことが多いです。
最近の流行りは隅を大事にしたりしちゃうんですよね。
右下隅は手があると思いますか?
右下隅を固く打つのか29と左下を優先するか相手に問う打ち方をしました。
改めて自分の碁を見返してみると
明らかに足早に打つように意識しているのを感じます。
右隅の死活は結論から言うと無事です。
右上の打ち方でもそう読み取れましたが
相手の人の読みが強いなと思いました。
ただ先手で地を消せるので白からも手はある意味もあります。
相手の方が力を出してきたきましたが
ちょっと強引な打ち方だと思っていて
ここをしっかり対応すれば勝てるなと感じました。
ただ大石を分断されて間違えると即負けです。
ここまで分断しようとしてきた黒は確保出来たのですが
思ったより下辺の白が犠牲になってまだ細かい勝負です。
ただこのまま無難に打って白の中押し勝ちになりました。
自分の白番です。(16戦目)
布石はどっちもどっちな感じです。
将来的に右上の6と8の白石が味になればと思っていました。
相手の小目の小ケイマの形の決め方のように
星のこの形になったら手を決めるようにしています。
もう隅に対して手がないなら形を決めたい気持ちがあります。
後の図になりますが白34は絶好点で中央に強くなるので好きです。
中盤になって下辺が盛り上がって勝勢を意識しました。
フワフワと打ちながら決める所は形を決めて
自分の打ちやすいように打てた気がします。
ただ調子に乗っちゃって危ない終盤に。
白150の左に打っても細かく勝っていそうでしたが
実戦であんまり計算出来なくて頑張っちゃいました。
こういうの本当になくさないといけないんですけどね…。
何だかんだ決め手になりましたが
死ぬ石ではないし大丈夫だろうと思っていても
時間ない時にハラハラ展開になると怖いです。
瞬間的な読みの早さは比較的ある方だと思いますが
改めて棋譜を見て勉強すると
終盤に不思議と大ポカする手が出ている気がします。
大差で勝っていても最終的に差が縮まっていますし
油断している訳ではないのですけど
ずっと自分の打ち方を保たないとなとは思いました。
形成判断は大事ですけど
緩みまくっていたら負けちゃいますからね( ̄へ ̄|||)