野良猫だった我が家の猫さん達ですが
今やすっかりテリトリーを作って(人目に付く場所)
定位置で居心地良く寝ていることが増えました。
新しく来た黒い方の猫さんは我が家に来た時から
左目が変になっていたのですが
その変になっていた左目の原因がわかりました。
野良猫時代の時にケンカしての可能性もありますが
赤ちゃんの頃からの栄養不足のため
目の膜が出てしまい戻らなくなってしまったようです。
猫の目には白い膜のようなものがあるのですが
それは猫の第三のまぶたと言われている
『瞬膜(しゅんまく)』とされるものです。
人間のような霊長類には瞬膜はありませんが
猫や魚や鳥などには進化の過程で
瞬膜というものが作られ発達したそうです。
魚は水の中で眼球を守るため
鳥は空を飛ぶ時の乾燥から眼球を守るため
猫は草むらなど障害物から眼球を守るために膜があるそうです。
ただ猫の場合は瞬膜の発達がそんなにされていないらしく
瞬膜のコントロールを自由自在にとはいかないようです。
我が家の黒い方の猫さんと同じように
片方だけ目に膜がある状態ならば
目の病気、目の怪我、異物が入ってるなどの問題でありますが
両目の場合は体全身に及ぶ病気である可能性もあるので
すぐにでもかかりつけの動物病院で診てもらいましょう。
黒い方の猫さんの目もすぐ診てもらったのですが
「治らないかもしれない」と言われてしまいましたが
そんなにひどい状態には至らずに済みましたし
瞬膜の状態も落ち着いてきたので
とりあえず良かったとホッとしています。
話は変わって猫の目の不思議と思ったことですが
猫の目の色って色々ありますよね。
子猫の頃は目の色は『キトンブルー(kitten=子猫)』
ほとんどの子がブルーやグレーの目をしているのですが
成長すると黄色や緑色などの目の色に変わっていきます。
調べてみるとそれはメラニン色素によるもので
子猫の場合は虹彩の表面にしか色素沈着がないため青色に見えるそうです。
成長に従って本来の目の色になります。
オッドアイ(虹彩異色症)も猫によく見られますが
遺伝による片目だけ色素の情報がされなかったためによる現象のようです。
また我が家の黒い方の猫さんと同じような感じで
何らかの病気や原因で後天的にオッドアイになってしまう場合もあるそうです。
猫の目と言ったら暗闇で光るのも不思議ですよね。
それは網膜の後ろにある『タペタム』という反射板があり
光を反射することによって目が光って見えるようです。
猫好きでしたが知らないことも多かったりで
『タペタム』って初めて聞いた言葉。
猫ちゃんにフラッシュして撮っちゃダメだとは知っていましたが
突然強い光を与えてしまったら大変だと思い知りました。
最初は目の膜について調べていたのですが
どんどんと気になって調べちゃいましたΣ(ノ∀`*)
調べていくうちに目に良いとされる栄養素〝ビタミンA〟
それが豊富に入っているものが良いみたいです。
猫はグルメでもあるのでご飯選びも難しいのですが
そこも大事にしつつ見守っていきたいと思います。